あとひとつ思った事。
経営能力が無いにも関わらず、老舗旅館を継いだばかりに悲惨な結果になった今日のドラマ「ハゲタカ」。
もしかしたら、こういう事を回避できる可能性があるのが、協同労働なのかなって気もします。
経営能力は無いけれど、老舗旅館という資産はある。
かたや、経営能力はあるけれど、資産が無いから起業できない。
ましてや、経営者として、たった一人でいろんな判断・決断をする勇気は無い。
そんな人たちが集まって、協力し合えば、いい結果になるのかもしれないなぁって。
ただ、気になることは・・・・。
ガイアの夜明けの協同労働についての放送を見たのですが、その中で実際の事例を紹介されてました。
その中であったのが、
経営者=労働者=出資者ってことなので、入社時に出資金が必要。
熟練者も新人も同じ立場なので、同じ給料。
経営方針は、全社員(全員・出資者兼社長)の話し合いで決定。
などという事でした。
で思ったのは、
熟練者と新人は、仕事効率が違うのだから、その評価はすべきでは?
経営者としての資質は、あるはず、全員一致しなければ、経営方針が決まらないのはおかしいのでは?
ということでした。
事例であったのが、デイケアセンターを協同労働で運営しているグループがあり、経営悪化の対策として「昼間だけではなく、泊りも対応すればよいのでは?」という意見。
最初は、その意見に反対する声もありましたが、発案者の思いの強さに押される感じで、夜間対応に向けて動きだすことに全員賛成。
っていう情景。
ま、短い放送時間の中だけでの判断ではあるけれど、「泊りも対応できるようにすれば、経営が改善される」という判断はどうなのかなって、私は思いました。
高齢者を夜間介護するということは、いろんな危険性があるし、労働者側の負担も昼間とは比べものにならないはず。
「泊り対応の施設に利用者が流れているから経営悪化」=「泊り対応すれば経営改善」ではないのでは?
いろんなリスクを含んだ泊り対応ではなく、もっと他の事に付加価値を付けて、利用者増を測れなかったのかって。
もし、私があのグループの中にいたら・・・・そんな私の意見を言えるのかなっていうと・・・疑問です。
介護施設という事もあってか、女性が多い職場、一生懸命に頑張って、熱く語る人がいれば、ついつい情に流されて、「あなたがそんなに言うならば・・・」的に賛成した人もいたような気がします。
全体の流れが、そういう風に流れている中で、たった一人異論を唱えるのは・・・・厳しいかなって。
協同労働。やり方次第では、とても魅力的な働き方のような気もしますが、どうなのかな。
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